【首こり/首痛】首が痛い・首がガチガチで悩んでいた事務員さん

＊症状の内容と来院の経緯

普段の事務作業でパソコンばかり見ているせいか、首こりと肩こりは十数年前からあり、慢性化している自覚があった。
来院1週間前くらいから首こりが首痛となり、軽い頭痛も出てき始めた。
とにかく、首がガチガチといった感じで、仕事でもパソコンを見るのがつらくなり、ネットで検索して当院にご来院。

＊同時に抱えていた症状：軽い頭痛、肩こり、腰痛

＊検査

骨盤の仙腸関節、腰、首、右手首の関節に可動域制限（ひっかかり）あり。
赤ちゃんの頃に卵巣の手術経験あり。
出産は帝王切開にて出産。
手術痕と帝王切開部の傷跡が腰、首の可動域に関係あり。

＊施術内容と経過

1回目：改善していくための土台作りとして、体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善、右手首にかかる負担の改善、下半身の筋肉を揉まない特別な技術で緩和。
骨盤の仙腸関節、右手首の可動域が改善。

2回目：3日後に施術。
体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善、手の指、上肢、下肢の筋肉を揉まない特別な技術で緩和。

右前頚部の筋肉にアプローチ。
首こり少し楽になった。頭痛が消えた。

3日目：1週間後に施術。
体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善、手の指、上肢、下肢の筋肉を揉まない特別な技術で緩和。
右手の指、右前頚部の筋肉にもアプローチ。

赤ちゃんの頃の卵巣の手術痕か帝王切開部の傷痕のどちらが首や腰に影響があるかを検査し、卵巣の手術痕であることが判明。
ご本人同意のもと、手術痕への施術。
脚が軽くなり、首と腰の可動域が一気に回復すると共に首痛、腰痛がかなり軽減。

4回目：2週間後に施術。
前回施術終了時の状態をほぼキープ。
体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善、手の指、上肢、下肢の筋肉を揉まない特別な技術で緩和。

右手の指、右前頚部の筋肉にもアプローチ。
今回はご本人同意のもと、帝王切開部痕の施術。
症状全て消失。

5回目：3週間後に施術。
少し腰と首に違和感あり。
体全体の水分(血液・リンパ・脳脊髄液など)循環の改善、手の指、上肢、下肢の筋肉を揉まない特別な技術で緩和。

右手の指、右前頚部の筋肉にもアプローチ。
腰と首の違和感消失。

6回目より3～4週間に1回のペースでメンテナンス施術。

＊考察
事務作業により首や手首への負担が日常的にあるが、首痛や腰痛を出していた原因は手術痕と帝王切開部の手術痕であった。

これらは組織を一旦切った上で留めるので、その部分の皮膚や筋膜・筋肉が硬くなり周辺の皮膚や筋膜・筋肉を引っ張ってしまい、それが長時間続くことで循環が悪くなり、症状を出してしまっていた。